結婚できない男 最終回感想

今夜、結婚できない男がいよいよ最終章を迎える。
果たして信介(阿部寛)は誰を選ぶのか。マニアックに見える彼も男は誰しもどこかで彼の要素を持つという。運命の相手は?
クラシックを聞きながら一人手巻き寿司を舌づむ信介、寂しい気もするがなぜか羨ましい。
「犬はきゅうりが好きだって。」みちる(国仲涼子)の告白を愛犬のケンとの会話と勘違いする信介。そん中、テレビ出演が決まって一人緊張する信介は夏美先生(夏川結衣)のところに行く。
実はこのドラマの感想は難しいから書かなかった。行間の面白さを言葉にうまく表現できないからだ。そういう意味で脚本家の尾崎将也さんはさすがだ。
「あなたが心配なの。本当の一人ぼっちを知らないから。」
母が倒れた。病床で息子のことを心配する母。夏美先生はちはるちゃんから桑野さんへの想いを伝えてくれと頼まれるが信介に伝えることができない。大人のオンナの心は複雑だ。
「夏美さんが来ちゃったの。実験失敗じゃん。」
「いや、何かその方が面白いことになりそうよ。」
英治(塚本高史)と沢崎(高島礼子)との会話は面白い。そして、信介と夏美とみちるが部屋で3人。みちるちゃんは二人の関係に気付いてしまった。「もう、帰って!」犬も食わない痴話喧嘩といわれ凹む夏美。信介は何を言われたのかわからない。
「バカみたい私」一人涙するちはる。
「すきなんでしょ。」そしてちはるは夏美に優しく語り掛ける。
夏美は彼女の話を黙って聞いている。
私達の会話ってキャッチボールじゃなくて、ドッチボールみたい。相手に当てて終わる。私はキャッチボールがしたいです。あなたと。ボールを投げました。あなたに。
夏美からの告白に仕事部屋にボールを飾り眺める信介。ホント女心がわかっていない(汗)
ちはるが引越し、誰もいなくなった隣部屋を見て、たそがれる信介。夏美の姿が思い浮かぶ。彼が描き出したのは家。ちょっと意味が違う気もするが(汗)「夕べあなたの住みたい家をずっと設計してたんですよ。でも出来なかった。僕はこれまで他人の住む家ばかり設計してきました。自分や自分が大事に思ってくる人の家を設計することが出来なかった。」
「ちょっと待ってください。今自分が住むといいました?」
「言いました。僕はずっと一人がいいと思ってました。でも、あなたと出会って、要するに僕はあなたが好きなんじゃないかな。」
ついに信介が告白した。
「だめですか。僕じゃ。」
「いい、かもしれません。」
「いい、いいでしょ。いや、あは〜、★うれしいな」
結果的には結婚できない、なんで!?
理由を言ったら夏美先生が切れた。そして、寝込んだ。
やはりこのドラマは一筋縄ではいかない。そして二人は・・・・
「じゃあ、来てください。どうしても。」
「はい。」こんな感じでずっと一緒にいるのかな。二人は(終わり)
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キャスト
桑野信介 … 阿部寛
早坂夏美 … 夏川結衣
田村みちる … 国仲涼子
村上英治 … 塚本高史
中川良雄 … 尾美としのり
中川圭子 … 三浦理恵子
吉川沙織 … さくら
金田裕之 … 高知東生
西村千鶴 … SHEILA
桑野育代 … 草笛光子
沢崎摩耶 … 高島礼子

大工の棟梁… 不破万作