小さい秋

sakurasaku20052006-08-28

信州は夕方、雨が降って、一気に秋らしくなってきた。
そんな中、小さい秋を見つけた。
歩道の落ち葉。
公孫樹(イチョウ)の葉っぱだ。
ついこの間まで青々と茂っていた公孫樹の木も、ここにきて一気に色づき始めている。
公孫樹は陽射しが弱まると、緑の葉の色素が抜け、黄色くなる。枯葉になると葉に取り残された糖分が赤茶色になる。
秋が深まるとこの歩道は黄金色の絨毯に変身する。私はその絨毯の上を一歩一歩踏みしめて歩くのが好きだ。
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金色の ちひさき鳥の かたちして 銀杏散るなり 夕日の岡に 

 
赤く染まった夕日の丘を金色の小鳥のように舞い散る銀杏(イチョウ)の葉をうたった与謝野晶子さんの短歌は有名だ。
公孫樹、名前の由来は「公(あなた)が植えた樹の銀杏を口にできるのは孫の代になってから」という意味だそうだ。
♪誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが 見つけた♪
童謡「小さい秋」この歌を口ずさむと秋の到来を感じる。
あなたも小さい秋見つけましたか?