ふるさと

sakurasaku20052006-08-14

これは実家からみた風景である。
ご覧の通り山ばかりで何もない。
だが。私にとっては愛する故郷だ。
子供の頃、この山野が私の遊び場だった。
ゲームなんてものはない。
蟻の巣やあちこち飛び回るバッタが私にとってのロールプレイングゲームだった。
縦横無尽に動き回る蟻をじっと見ると、なぜか自分も無心になれた。
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あの頃に戻りたいとは思わないが、私の土台を築いたこの景色を
私は忘れない。
誰にも心の故郷はあるはずだ。
ときに都会の喧騒から離れ、こうした田舎で、ふと自分の時間を止めてみる。
温かいぬくもりと優しさに溢れた情景が心の琴音に触れたとき、あなたはきっと忘れていた日本人の心を思い出すだろう。
自分にとって戻るところがあることは、とても幸せなことだ。