大分弁小噺 大分名物「どんこ椎茸」

sakurasaku20052006-07-15

かぼす・とり天・だんご汁、関さば、関あじ、銘菓「ざびえる」と
大分県にはたくさんの名産品(=美味しいもの)があるが、何と言っても産地として有名なのは、「どんこ椎茸」=干し椎茸である。
大分県は全国一の生産量を誇る椎茸の産地としては有名で、しいたけグラッセなんて椎茸のお菓子なんてのもあるそうだ。
そこで今日はその「椎茸」を題材に大分弁小噺を作ってみた。大分人以外にはちょっぴりわかりにくいかもしれないが、お付き合いください。

大分人おごめーん、誰かおるかえー」(ごめんください、誰かいますか。)
信州人「いや、いきなり謝らなくとも。わにるじゃないですか。(注:わにる信州弁=人見知りして恥ずかしい)」
大分人「わにる?信州じゃ、ワニがおるんかぇー」
信州人「・・・・」
大分人「今日は暑うて、もてんな」(今日は暑くてたまりませんな)
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信州人「もてん?暑いと何か持てないのですか?あ、わかった、その顔じゃ、もてないってことですね。」
大分人「わーちょーけん(おまえ、ちょっとこい)」
信州人「・・・・」
大分人「こるゥちっと見ちょくれ!こるぅ地元の名物の「どんこ」やけん、どげんかぇ、おいしそうやろぉ」
信州人「大分ではうどん粉が名物なんですか。どうみても干し椎茸ですけど。」
大分人「あいたよー、どんこんならんな。まーいっぺんよく見ちょくれ(困ったなぁ、どうしたものか。もう一遍よく見てくれ。」
信州人「ね、干し椎茸でしょ。信州もきのこの産地なんですよ。」
大分人「どげん、ひとつ買わんか。」
信州人「じゃ、この信州名産エノキダケと交換しましょうよ。」
大分人「そんなちゅうくれなことせんでいい。こーらマンがいい。こるぅ女の子に食べさすとえらいもてるっち(そんな中途半端なことしなくていいよ。これは縁起がいいんだよ。これを女の子に食べさせるととてももてるんだよ)
信州人「マン、もてる・・・ちょっとHですね。でも何で、もてるのです。椎茸食べただけでもてるようになるなんておかしいじゃないですか。」
大分人「しゃーしい(大分弁=うるさい)奴やな。」
信州人「はい、しょーしい(信州弁=恥ずかしい)奴です。」
大分人「別府でとれた椎茸だけに、べっぴんさんになるんやけん。」
信州人「別府で別嬪  ・・・・・・・」
干し椎茸だけに空気がかわいたところで、テケ♪テェンテェン♪
大分人「そんなしいたげんでも・・・・」
テケ♪テェンテェン♪