長崎県 異国情緒漂うばってん長崎人 後編

sakurasaku20052006-07-08

ちょっと間を置いてしまったがおかしな県民性長崎県続きから。
あぁ♪長崎は今日も雨だった
長崎県人はこう突っ込まれるのに飽きたと思うが、この歌のヒットで(古くて知らない人も多いかも)長崎はいつも雨が降っているイメージがある。だが、実際は晴天率が高く、さわやかに澄み渡る空の街である。(写真は壁紙写真集無料壁紙様提供の稲佐山からのぞむ1000万ドルの夜景)
その長崎県といえば、鎖国時代、唯一貿易港が会った街があり、千石亮太郎さんによれば長崎人は日本一開放的資質を持っているといわれているそうだ。
確かに街並みを見る限り異国情緒に溢れている。
長崎を舞台にした作品には、さだまさしさんの解夏*1や、妻夫木聡さんの映画「69」、浜崎あゆみさんが出演した映画「渚のシンドバッド」などがある。
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長崎人が日本一と信じて疑わない稲佐山から望む1000万ドルの夜景も長崎の魅力の一つであるが、その夜景を構成するひとつひとつの灯りは繁華街のネオンではなく、ほとんどが山裾の傾斜地にたつ民家の灯りである。
オランダ坂、どんどん坂、ヘイフリ坂、ビントコ坂、トロトロ坂
別にふざけているのではない。
列記とした由緒ある長崎の坂の名前である。このように長崎市と坂はきってもきれない。
だが、Tokioダッシュ村にも紹介されていたが、道路が突然切れてその先階段になることが多いから注意しなければいけない。
意外に自転車を持っている人は少なく、自転車に乗れない人も多いと聞く。だから、生徒手帳の「自転車通学禁止」と書いてあるのを見たら「誰がチャリで来るか」と突っ込んで良い(笑)。こんな市民の足は原チャリだったり、車だったりする。道が狭くて入り組んでいるせいか、シートベルト着用率は全国1位、交通死亡事故率も低く運転には細心の注意を払っているようだ。

また、同じ長崎でも県央(諫早島原)と県北(佐世保)は地域性が全く違い、佐世保と長崎はライバル関係にあるというから話すときは注意しなければいけない。
語尾に「〜ばい」と「〜けん」がつく長崎弁。
ジャパネットの高田社長が「ズバリ、きゅうまんきゅうしぇんはっぴゃくえん(99800円」」と言うように実は長崎人はサ行の発音がうまくできない。
こんな長崎人と付き合うならチャンポン屋に行くに限る。でも、間違っても皿うどんのことをカタ焼きそばと言ってはいけない。彼らは皿うどんとごま豆腐、トルコライスを愛している。
デンデラリュウが 出て来るばってん デンデラリュウが 出てこん
けん、こられられんけん こーんこん♪
この歌を聴いたあなたの頭の中はもう長崎に染まっている。
ほぅら、長崎家の会話が聞こえてくる。
「ああた、ほっつきあるかんとちっとはしごとしけんといけんね。」(あなた遊んでばっかりいないでちょっとは仕事してよ)
「やぐらしか(面倒だ)、しんどかね(疲れたよ)」
(完)

長崎出身の有名人
村上龍立花隆柴田亜美岩谷テンホー内田春菊蛭子能収巻来功士さだまさし美輪明宏福山雅治役所広司原田知世草野仁力道山、長与千草、大仁多厚、新庄剛志城島健司下柳剛三浦淳浩、大久保嘉人平山相太(敬称略)

*1:映画は大沢たかお石田ゆり子田辺誠一林隆三柄本明古田新太らが出演、ドラマのタイトルは愛し君へ藤木直人菅野美穂伊東美咲玉木宏森山未來らが出演