明日の自分

昨日は接待のような宴席だった。
私の場合、あまりお酒を飲んでいけない体なのに昔の悪い癖が出た。
外面良く、取引先の皆さんに注がれるままに飲んで、その場はとても気分良くなったが、案の定、深夜具合が悪くなり起きてまた眠れなくなった。我ながら相変わらずバカである。
飲んで♪飲んで♪飲まれて、飲んで_| ̄|○である。
自分をセルフコントロールすることは難しい。でも、それが出来ない自分を含めて私は自分を受け入れることにした。苦しいとき、調子が悪いとき、私は1年前病気になって仕事が出来なくなったときのある誓いを思い出す。
その誓いとは、本田健さんの「きっとよくなる」という本に書かれていたことだが、1年後、5年後、10年後のなりたい自分を思いノートに書いたことである。
1年後・・・仕事が出来る体になること
今読み返すとなんて当たり前のことなのだろうと思うが、当時はその当たり前のことが出来なかった。
企業戦士から仕事がなくなると何も残らない自分に気づき、今まで健康のことなんか少しも気にしなかった傲慢な考え方の自分に恥じた。相田みつをさんの詩に出会ったこともあるが、生かされていることに対して「おかげさま」という感謝の気持ちが芽生えた。そういう意味では若くして(もうそれほど若くはないが)病気になったことを感謝している。
勿論、バリバリやっている同期を見れば私もそういう時期があっただけに羨ましい。会社の中では昔に比べ、常に疎外感は持っている。でも、今の自分に出来ないことを求めても仕方ないので、ある意味昔の自分を捨てたのである。
そうしたら体も心もだいぶ楽になった気がする。
ちなみにそのノートにはこう書かれている。
5年後の自分・・・仕事以外に何か趣味を持つこと(出来ればピアノ)。車を買うこと。疲れを取るストレッチをマスターすること
10年後の自分・・・ひとつのことを10年続けること。何かしらの物語(童話)を作ること
20年後の自分・・・会社を辞めても付き合える場や友達を持っていること。その物語を本にして出版すること
今読み返すとかなり恥ずかしい。
今日は酔いが残った勢いで公表してしまった(汗)が、こうしたことをどこかに書いて留めておくことはとてもいいことだと思う。
ころころ変るから心というように、人の気持ちは常に変っていく。
だから、目標はその通りにいかないことの方が多いが、なりたい自分を思い描くことは、自分にとっての励みになるし、何しろ明日の自分を大切にしようという気になる。
きっとよくなる。きっと○○になる。人間常に思い描いていれば不思議にその通りになっていくとその本には書かれていた。勿論、生きていれば平坦な道などない。誰しもが人に言えない悩みや苦労を持っていることと思う。
でも、苦しいとき、辛いとき1年後、5年後、10年後の自分を思い描けば苦しさは半減する。だから、今の自分ばかりでなく、明日の自分を大切にしようという気にもなる。
皆さんは明日の自分を大切にしてますか。

きっと、よくなる!

きっと、よくなる!

ちなみにこの本、とても前向きになれるお薦めの本です。
今日のさくちゃんは何位だ〜人気blogランキング