恋文の日

今日「5月23日」は恋文の日だ。
「523」が「こいぶみ」と読めるからからだそうだ。今日は何の日というものは結構この語呂合わせの場合が多い。
だから、今日は思い切って、旦那さんに奥さんに感謝の意味を手紙にしたためるのも良いかもしれない。
恋文と聞いて私が最初に思い浮かぶのがバレンタインデイに紹介したバレンチの司教の「あなたのバレンチノより」という手紙である。
バレンタインデイの由来となった手紙である。

当事のローマ皇帝クラウディウス二世が、若者が戦争に行かないのは、愛する妻や家族がいるせいだと結婚を禁じてしまう不遇の時代。
彼はそのような若者に妻や家族を愛することの尊さを説き、皇帝に内緒で何組ものカップルを結婚させ、結局、皇帝の怒りを買い、最後は処刑されてしまう。
彼の命日が後にバレンタインデイになったわけだが、死をもってしても、自分の信念を曲げなかった彼の生き様には感嘆してしまう。
彼が最後にどんな手紙を書いたのか読んでみたい。
私が不勉強で知らないだけかもしれないが、この話を扱った本か映画を見てみたい。知っている人がいたら教えてください。
「恋文」と名のつく邦画もいくつかあるが(ショーケン主演「恋文」とか中井貴一主演「ラブレター」)、タイトルとは裏腹に中身が違ってイマイチぴんとこない。
窪塚洋介さんと常盤貴子さんの「ロング・ラブレター」というドラマに至っては、名前だけで恋文で、中身はどうみても漂流教室そのものだった(悲)。
そうした中、住友信託銀行が募集した「60歳のラブレター」という作品は、面白い。
「ありがとう、あなた。いま、心の奥にしまってある想いを伝えます」
妻から夫へ、夫から妻へ、様々な人の感謝のしるしが赤裸々に書かれている。
シリーズ化されて出版されているが、私のお薦めの本の1つである。
ちなみに今日は、まだ私の生まれる前の映画だが、佐々木康監督の『はたちの青春』という、邦画としてははじめてキスシーンがあった作品の公開日でもある。
それにちなんで、今日は「キスの日」でもあるそうだ。
だから、今日は。。。。。

段々恥ずかしいことを書いてしまったが(汗)、今日は私が会社に入りたての頃からずっとお世話になっているOさんの誕生日である。
先輩はこのブログの存在を知らないと思うが、草葉の陰からお祝いしたい。
「Oさん、誕生日おめでとう。」