天下第一の桜

sakurasaku20052006-04-16

伊那市(旧高遠町)の高遠城址公園に桜を見に行った。
信州で桜といえば高遠の桜である。
高遠の桜は福島の三春滝桜、岐阜の薄墨桜と並んで日本三大桜のひとつといわれ、ソメイヨシノより少し小ぶりで赤みが強く、濃いピンク色の花を咲かせるのが特徴である。
小ぶりで濃いめの桜は、可憐でかわいい印象を受ける。
城址公園のコヒガンザクラは今から130年前に植えられたもので、今では1500本以上植わっているそうで、可憐さとその規模が大きいことから「天下第一の桜」と呼ばれている。
今日のさくちゃんは何位だ〜人気blogランキング
このコヒガンザクラは県の天然記念物に指定されている。
今年は寒かったため、まだ2分から3分咲きとのこと。ちょっと早すぎた気もするが、土曜日ということもあって、公園内には多数の花見客が訪れていた。
車のナンバーを見れば、群馬、埼玉、品川、愛知と県外メンバーを目立ち、北は福島、南は滋賀、高知からも来ているようだった。確かに公園内で関西弁は目立つ。関西人はどこに行っても目立つからええなあと思い園内を見渡すと
橋ひろしの甥という橋宏之さんが特別リサイタルを開いていた。
披露している曲の名は「高遠さくら悲哀」

さくら名所の 高遠城址 三百余年の 歴史をきざみて
古木のしたたる 絵島のなみだ 逝けば帰らぬ この世のさだめ
さくら散れ散れ 心のままに

彼が同期のK君に顔つきが似ていることもあったが、妙に印象に残る歌だった。
ピンクの花が花見客を酔わす高遠の桜、見頃は4月19日頃からということなので、来週末興味のある方は行ってみてはどうだろう。