キラリ、キラリ

かがやく朝日にてらされて
きらきら光る千曲川
橋の上からふと見上げれば
どこまでも青い海と白い小島
その海をつややかな長い白髪の北アルプスがのぞきこむ
私を見下ろす銀色の瞳
目を閉じると、彼の詩(ことば)に気づく
「キラリ、キラリ、あなたも輝け」
春、新社会人、新入学、新学期の季節、
街で行き交う新人(フレッシュマン)の光をあびて、
ロートルの私の心も少しだけ輝く