西遊記 第7巻幽霊の国の感想

「おまえは蓮歌なのか」「そうよ私よ」
孫悟空香取慎吾)と大福(酒井敏也)の気持ち悪いものを見てしまった。
 孫悟空香取慎吾)、沙悟浄内村光良)、猪八戒伊藤淳史)、三蔵法師深津絵里)凛凛(水川あさみ)この4人の会話はコントのようで相変わらずのドタバタ劇である。
先週のブログではじめて人が死んでしまったと書いた。
このドラマの良さは人が死なないことの安心感と孫悟空の「天国へ行きたいか、地獄へ行きたいか」の決め台詞だったのに、このドラマの良さも失われたと書いた。
そう感じた人が多かったのだろう。
坂元裕二さんの脚本はいつものパターンに戻っていた。
「いつかさよならいわなきゃならないとき、泣いてくれる奴がいるのか。」
「涙で魂を洗えるかだよ。」
相変わらず台詞は臭いがこれがないと西遊記らしくない。
「もっとすごい地獄なんてない。そんなこと知るか」
最後の老子大倉孝二)のおちを聞くとやっと何も考えなくて見れる西遊記に戻った感じだ。