続・ホリエモン

「堀江君は素晴らしい青年だ。経験も豊富だし、勉強もしているし、ネットワークも広い。私も若ければ。うらやましい。」
自民党武部幹事長ライブドアの機関紙のインタビューでの発言だそうだ。
武部幹事長の発言はともかく、堀江貴文さんはIT業界の寵児といわれ、在学時代600万円で創立した「オン・ザ・エッヂ」から10年でグループ企業49社、売上高784億円、時価総額7300億円ものライブドアグループを築きあげた。
そのライブドア証券取引法違反容疑で東京地検の捜査を受けた。
報道後、株式市場でのライブドアの信用は大きく失墜し、株価はストップ安、報道翌日から4日間でライブドア時価総額は半分以下となった。
いわゆるライブドアショック(またはホリエモンショック)である。
小泉純一郎首相は昨日の施政方針演説で孟子の言葉をかりて
「志士は溝がくに在るを忘れず」といった。
(志ある人はその実現のため溝や谷に屍をさらしても構わない覚悟をもっている)
間違いだらけのホリエモン嫌い―堀江貴文の発想「金と夢はこうしてつかめ」月間1400万の会員をもつLIVEDOORサイトで堀江社長は事件後もブログを続け、livedoorは自分たちの情報を伝えるといっている。
自殺者(エイチ・エス証券副社長の野口英昭さん)も出た中で、彼はきちんと情報公開できるのだろうか。
ブログには心無いコメントもあるが彼を応援するコメントも相次いでいる。
その彼を知る意味で間違いだらけのホリエモン嫌いは面白い。
彼を批判するようなタイトルだが、中身は彼の魅力について書かれている。
ホリエモンの真価は逆境の今こそわかる気がする。
彼は私の義弟と同じ年のこともあって今は事件の推移を静かに見守りたい。
ライブドアグループ企業一覧
危うい錬金術、窮地にたたされたホリエモン