花より男子(最終回)の感想

テレビでは女子実業団駅伝、ワコールの福士選手13人ごぼう抜き。
雪の中笑顔で走っている姿が凛々しい。
ボーとした頭で先日みた花より男子最終回を思い出す。
ドラマはいきなり伊藤かずえから始まった。
懐かしい。彼女を見ると不良少女と呼ばれてを思い出す。
松村雄基は今何をやっているのだろう。
そんなことは抜きにして最終回は良かった。
大塚愛プラネタリウムをバックに道明寺司松本潤)、牧野つくし(井上真央)それぞれの思い悩む表情がよかった。
司の姉(松嶋菜々子)が母(加賀まり子)に言った
「お母様、私の負けです。でも、つくしさんを見ていてわかったんです。人の心を動かせるのは人の心だけってことを」の言葉も印象に残る。
「私、道明寺に大事なこと伝えてなかった。
いつもあたしを信じてくれて、
いつもあたしを想ってくれて、
ありがとう。」
サングラスを忘れたといって飛行機を止めた母のさりがない言動もよかったが、空港で夕日の中二人のシーンはやはり印象に残る。
私はドラマを見るまで神尾葉子さんの原作を読んだことがなかった。
だからF4といわれても全然ぴんとこなかった。
F4とはドラマに出てくる御曹司4人組のことで、美形俳優の松本潤小栗旬松田翔太阿部力がそれぞれ個性が光った良い演技をしている。
特に花沢類役の小栗旬は見直した。
彼はこの役が来た当初、自分の本来のキャラクターと花沢類の違いに本当に自分でよいのかと思い悩んだという。
しかし、グレーのコートに白い帽子を被り、少し冷めた表情で話す小栗旬はマーガレットに出てくる花沢類以外の何者でもない。
彼には役者として成功してもらいたい。
巷では彼氏にするなら松本潤小栗旬どちらが良いか話題になっているそうだが、私は友達にするなら松潤、彼氏にするなら小栗旬だと思う。
ブラウン管の中の彼は少女漫画のような非現実の世界を作れていた。

花より男子DVD-BOX

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このドラマは3月10日にDVDになる。
最後の展開からしてまた続編が出来るのだろう。続編が楽しみだ。