西光寺と絵解き

sakurasaku20052005-12-16

昼休み、あまりに天気が良かったので中央通りをぶらついた。
ゼラニウムの赤い花が冬の暖かい陽射しに守られて元気に咲いていた。
途中、西光寺の前を通った。
西光寺は善光寺ゆかりの寺で、長野市では縁起寺としても有名で、「かるかやさん」という名で親しまれている。正式には刈萱山寂照院西光寺という。
私が十数年前、長野に越してきたとき、バス停の名前で「かるかやさん前」と聞くと、昔この辺にかるかや山という山があったのかと勘違いしていた。かるかやさんが西光寺のことだとわかったのはそれから数ヶ月してからである。長野の人は西光寺というよりかるかやさんといった方が通じる。
ここは正治元年(1199年)に浄土宗の刈萱上人が開いたお寺だ。
寺の門には絵解きについて書かれてあった。
絵解きとは寺院や神社の縁起や由来を絵にして、これを見ながら解説・説明することだそうだ。私はまだ生まれて一度も絵解きを聞いたことがない。
寺の前にたち両手で拝み、「かるかや道心と石堂丸」一度この絵解きを聞いてみたいと思った。
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