さくちゃんの希望と癒しの絵本31
「さくちゃん、雰囲気だけで絵本読むなんて凄いね〜ちょっとサギシ的マジシャンみたいだよ(笑)」
僕がメンターと仰ぐ医師のおぐちゃんに先日そういわれた。
なぜこんな話になったかというと5月に行なった第2回大人が絵本かいでのエピソードを話したから。
震災後のチャリティイベントとして行なった大人が絵本かい?
僕は、いとうひろしさんの「だいじょうぶ、だいじょうぶ」を読んだ。
- 作者: いとうひろし
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/10/17
- メディア: 単行本
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この絵本は本来、A4サイズの本。
ただ、僕が持っているのは、A5手帳サイズの小さな本。ほんとは、当日他のメンバーに大きい方を持ってきてもらう予定だった。しかし、僕の言葉足らずで、当日その絵本は持ってきてもらえなかった。
実はあの時悩んだ。
「会場の広さからいって、こんな小さな絵本をどうやって聞いてもらおう!」
そのとき、僕の頭にキラメキ☆が舞い降りて(笑)、閃いたんだ。
「そうだ、今日は黙祷のためキャンドルを持ってきている。
このキャンドルの中で絵本を読んだら、震災のとき新宿でおじいちゃん、おばあちゃんの読み聞かせしたときと同じ雰囲気で絵本がよめる」
結果は・・・・
少なくとも僕の中では、あの場の雰囲気は震災のときと同じになった。
なにかが、ひとつにつながった気がした。
気がつくと真っ赤になった顔をハンカチで押さえる人もいた。
「さくちゃんは即興魔術師だね〜」おぐちゃんは僕のことをそういう。
絵本は、言葉だけでは伝わらないイメージの世界を持っている。
だからね。みんなで聞くと、一人で読んだり、親子で読むときとは全く違ったイメージ(=場の雰囲気)を感じることができるんだよ。
6月11日 第3回大人が絵本かい? テーマは「イメージで感じる絵本の世界」
申込はこちらから⇒:http://www.t-kasae.com/sakuchan
あなたも魔法をかけられに、遊びにこない?(笑)今日も最後まで読んでくれてありがとう。