美しいと感じる絵本をあなたは知ってますか

美しいものはどこかシンプルだ。
たとえば、美しい絵画。たとえば、お茶をたてる所作、たとえば、オイラーの法則や黄金比(今日紹介の絵本は僕が絵本講座卒業発表で使った作品)


そして、美しい絵本も、どこかシンプルだ。
自分が絵本講座卒業のとき、絵本を選んでくれた友人に、自分が美しいと感じる絵本をプレゼントした。
ちょうど先日、長野絵本講座1期の卒業式があって、自分の卒業式を思い出したから。いつしか僕は、送られる側から送る側にたっていた。



なぜ男の僕が絵本を読むのだろう。
ふつう大人の男は、自分の子供以外に絵本を読まないよね。ただ、僕は最近、ひとつの事実を知った。
それは・・・人は安心感で動く
人は行動にかりたてるのは、実は目標達成や勝ち負けじゃない。自分が受け入れられているって気持ちがあれば、人は行動できる。
その絶対的安心感は僕自身、持ち合わせていない。だから絵本を読むんだ。
絵本セラピストはその時々の感情や気持ちに応じて絵本を読む。絵本を読んでも、聞かせてもらってもらってもね。不思議に安心するから。
創始者のたっちゃんがなんというかわからいけど、少なくとも僕はそう思って絵本セラピーをやっている。昨日は4冊の絵本を読んだ。


とても新鮮だったこの絵本への反応だ。

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

この絵本を紹介された時「すべてのお母さんに捧げる本」と教わった。物語は子どもが誕生してから成長するまでを、母親が回想するように語られていく。最後はちょっと物悲しい。
「わたし、この絵本好き。お母さんの気持ちを感じるから」僕にとって彼女の反応は新鮮だった。彼女とは小学5年生の女の子♪かわいい女の子だよ(*^_^*)
「さくちゃん、これ中学生とか思春期の女の子に読むといいかもよ♪」彼女は僕にそう教えてくれた。なるほど、この本はお母さんじゃなく、お母さんがほんとは好きなお嬢ちゃんに読むといい絵本なんだね。
小学生の感性って素敵♪
今日も最後まで読んでくれてありがとう