ごく私事な記事
PK戦で日本代表が負けたとき、彼女が泣いた。
たぶん、サッカーのせいじゃなかったと思う。ただ、溢れる涙は、止まらなかった。
ここで一服。ちょっといい童話
- 作者: 高草洋子
- 出版社/メーカー: 地湧社
- 発売日: 2000/08
- メディア: 単行本
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以前にも書いたが、僕らは不妊治療をしている。
ちょうど、その日は、妊娠判定日。彼女は、単身東京の病院まで結果を聞きにいってきた。
結果は
「サクラ散りました。かすりもしませんでした。現実は厳しいです。ライブいってきます。色々ありがとう。」
携帯にメールがきた。体外受精後の妊娠判定数値は見事なまでにゼロだった。
「簡単に山は登らせてくれないね」
短く、そう書いてだけ、返信した。
世の中には、ふたつのものしかない。
すなわち、手に入るものと、手に入らないもの。
手に入らないものは、そのときの自分に必要ないから・・・。
僕はそのカラクリを教えてもらってから、だいぶラクに生きられるようになった。
子供ができない悲しみは何のためにあるの?
それはね、うまくいかないことで、人の優しさや思いやりに、もっと、もっと学ぶため
どうして、わたしたちだけ、みんなと違うの?
それはね、僕らが「みんなと同じでないといけない」って気持ちを手放すため
どうすれば、うまくいくの?
どうする必要もないよ。ただ、覚悟を試されている。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。