作太郎の愛した数学セミナ

土曜の昼下がり。
ミク友のぷぷるんさんのセミナに出た。
「体で感じる数学セミナー
数学を題材にしたセミナ事体珍しいが、体で感じる数学ってどんな感じなんだろう?

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参加者は、ちえちゃんの長男君から学校の先生、ゆる体操の指導者まで、多岐にわたっていた。
タイトル通り、ほんと電卓片手に、数を、数式をカラダで感じるセミナだった。
とっても、楽しかった。
ただ、みんなに出した約数の問題で、僕だけ問題が・・
33550336
だった時、だけは、驚いたカ゛━━(゜Д゜;)━━━ン!
ついでに魔法陣*1の作り方まで覚えてしまった(笑


そもそも、
バリバリ文系の僕が、数学に興味を持ったにはわけがある。
文学と数学は実は共通点がたくさんあると思ったからだ。
僕が感じただけでも3つある。


■ひとつは・・・型(パターン)
数式を説くにも、文章を書くにも、基本となる型がある。その型に当てはめていくと、意外にスムーズに解ける(書ける)もの・・らしい。文学の型はいま学んでいる最中なのだけれど。
上の問題も、この約数は2の倍数というパターンに氣づいたら、解けた*2


■ふたつめは・・・意味付け
絵本や童話に、意味があるように、数や数式にも意味がある。
その意味を想像していくと、楽しくなっていく。友愛数、婚約数、社交数、これを語るとひとつの文学ができてしまうくらいだ(笑


■みっつめは・・・美しさ。
講師のぷるるんさんは「数学はロマンだ」という。「そして数式には詩人のような美的感覚」があると。
確かに、法則性のある数を並べると、実に、美しい。


それで小川洋子さんの『博士の愛した数式』のこの博士を思い出した。

「見てご覧。この素晴らしい数字の連なりを。
友愛数だ。
滅多に存在しない数値だよ。フェルマーだってデカルトだって、一組みずつしか見つけられなかった。
神の計らいを受けた絆で結ばれた数字なんだ。
美しいと思わないかい?

数学って美しい、改めてそう感じたセミナだった。ぷぷるんさんありがとう。
そして今日も最後まで読んでくれてありがとう。

*1:縦・横・斜めの足した数字の合計が一緒になるもの

*2:正解は、26通り