モモからサクラへ
「なあ、モモ。」道路掃除婦のベッポは独り言のようにモモに尋ねる。
「とても長い道路を受け持つことがある。(そういうときは)凄い勢いで働きまくる。心配でたまらないんだ。そしてしまいには息が切れて働けなくなってしまう。」
「こういうやり方がいかんのだな。一度に道路全部のことを考えてはいかん、次の一歩だけ、次の一掃きのことだけ考えるんだ」
「すると楽しくなってくる。これが大事なんだな、楽しければ仕事がうまくはかどる。こういう風にやらにゃだめなんだ。」(写真は須坂動物園のハッチ君。彼を見ていると人生「何とかなるさ」と思えてくる(笑)
ミヒャエル・エンデさんの童話「モモ」の一説。
童話には時折、大人でも「なるほど」と思う大切なことが書かれている。
実は最近忙しい。日曜日も出勤してしまった(^_^メ)
そんな中、僕がブログを書き続けるのは自分と対話するため(*^_^*)ついでに今日はもう一人の妹にも語りかけよう(*^_^*)。
やることがたくさん入ってくると「○○しなければ」という思いに自分が支配され、追い詰められた気分になることがある。
多分その理由は常に自分が「不安」にならないよう気を使っているから・・
そういう人はちょっとでも不安になると、何か追われた気になり慌てる。慌てるとロクなことはない。その「不安」は雪だるま式に増え、やがて自分では背負いきれなくなる・・・
不安になりやすい人は「不安になることが不安」ということを知っているだろうか?
僕は敢えて、そういうとき、自分は何が不安なのか、しっかり見ようと思っている。
不安の原因を突き詰めていくと、大抵、取るに足らないことに気づき、結果的に「まあ、いいや」とか「なんとかなるさ」という気分になっていく。
この「なんとかなるさ」とか「まあ、しかたない」って感情が大切だ。
きっと、だれしも自分は忙しいと思っているに違いない。忙しい理由はいろいろあるかもしれないけど、もう一度考えてごらん。
自分にとって本当に大切な時間は何なのか(*^_^*)・・
- 作者: ミヒャエル・エンデ,大島かおり
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