結果報告

今やっている仕事は、どうすれば任せられるだろう?
昔は全部自分でやらないと気がすまなかった僕が、いまはこう思って仕事をしている。
「作太郎さん、久しぶりです。」
つながらなかったPCを○君が直してくれた。
彼はいま東京にいる。たまたまオフで長野にいたので、ランチをご馳走する代わりにみてもらった。(写真は須坂の高校生が作ったカンガルー)
「なるほど、これはモデムがいかられちゃってますね」
そう言って、モデムの箱を開けてわずか15分。驚いた。あっという間に直してしまった。彼は優秀だ。匠の技は素晴らしい。
「あとはFTTP接続テストすれば完璧です。これは作太郎さんご自身でやりますか?」
こんなことを言う彼に僕はにこやかに微笑んだ。
「君に任せる」


終わり(ここから先はサラリーマンの愚痴に聞こえるかもしれないので、読み飛ばしてネ)



その彼が「たまには夜ご一緒しませんか」と誘ってきたので、付き合うことにした。
昔の彼は人と話すのが苦手だったので正直驚いたが、反面うれしくもあった。
まあ、この時点で何かあると気付かねばいけなかった。
「作太郎さん、今の仕事に満足してますか?」突然彼がこう切り出した
「えー、どうしたの?別に不満はないよ」
「作太郎さん、ここだけの話正直に話してください」
「あれ。別にうそはいってないけど・・・新しい仲間はわきあいいとして、楽しいよ」
「和気あいあい!。僕はあなたからそんな言葉は聞きたくありませんでした。仕事は稼いでなんぼでしょ。失礼ですが作太郎さんのところじゃ、今の僕と比べたら満足に給料ももらえてないんと違いますか?」
「えっ、給料は、まあ、もらえるだけでもいいじゃない・・汗」
「技術屋は物でなく知識を売っている。いわば自分自身が商品だ。知識と経験によって稼げる額も違う。だから自分を常に磨かなければいかん。かつて、あなたから教わった言葉です」
「あれ、そんなこといったけ(僕は昔から熱くなったとき自分の言ったことをあまり覚えていない・・汗)
「正直、失望しました。いまのあなたは人からみたら負け犬です。」
元部下にこうまで断言されるとつらいものがある。
うぅ〜ワン思わずそう吠えてあげようかと思ったが、彼の言葉「人から見たら」というのが気になった。僕は昔、その人からの見た目が気になり、かなり背伸びをしていた。やっと自分の背高に気付き、生き方をかえることができた。
それに、お金はあったほうがいいが、お金より時間の方がいまは大切だから・・


上昇志向の強い彼は多分、一度は上に立つだろう。そしていつか彼も僕と同じことに気付くときが来る。そう思って今日はブログに書いた。
自分にとって本当に大切なものは何なのか・・・・
もう一度こう自分に問いかけてみてほしい(^_^*)(いかん、夜中にまた、つまらんことを書いてしまった_| ̄|○)