西の魔女と褒めコトバ

西の魔女が死んだ」の中でとても印象に残っている言葉がある。
「アイ ノウ」
主人公まいちゃんが「おばあちゃん、大好き」っていうと彼女はこう返す。
「I know(わかっているわよ)」
こういう言葉を聞くと、英語は実に素敵だなと思う。
ほんのちょっとしたフレーズで、お互いの気持ちが通じて、嬉しくなってくる。


例えば、一緒に仕事をしていても
「GOODJOB(よくやったね)」
「Fantastic(それいいね)」彼らはこういう言葉を連発する。
こんな短い言葉でも聞くと、それだけでも気持ちよくなる。さらに一緒にやっているという一体感と安心感がでる。
こう考えると、日本人は褒めあうのがつくづく下手だと思う。
日本人(特に男性は)は多くを語らないことを美徳とする人が多い。確かに不言実行や謙譲の精神は素晴らしいことだがコトバにしないと伝われないこともある。
僕は「褒めること」は「能力を引き出すこと」だと思っている。
人間は感情に支配される。
できるだけ自分が気持ちよく、楽しく生きるために、僕は褒め言葉を使う。
それは自分に対しても、そして他人に対しても。
「よくがんばった」小泉元首相ではないが、こんな一言が自分をやる気にするから(笑)

日本人が褒め言葉を使うと、ちょっといやらしく感じることがあるのは褒めあう習慣がないからだ。
いい習慣はいい人生をつくる・・・
たまには職場でも、家庭でも、褒め言葉使ってみる気はありませんか?(*^_^*)