失敗から学ぶ成功学 運とチャンスの違い

sakurasaku20052007-01-31

A good medicine taste bitter(良薬は口に苦し)
いい先生とは厳しい人なのかもしれない。

昨日、試験に落ちて考えてみた。なぜ落ちたのか。
細かいことを言えばキリがない。まあ、簡単に言えば実力がなかったということだ(汗)
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でも、その一番の原因は自分のどこかに気の緩みがあったからだと思っている。いや「慢心」と言った方がいいかもしれない。私の習っている太極拳の型は24通りしかない。
段位試験はその型を試験官の前で披露するだけ。初伝は一番優しい段位だから、だいたい出来れば合格する。
私は本番に強いタイプなので半分、「落ちるはずがない」と安心していた。二年もやってきて、型は大体、頭にはいっている(・・はず)。ましてや、訓練したら気まで見えるようになったのだ。
忙しかったせいもあるが、その気持ちが試験までの間、型の反復練習を怠った。
聞けば、同じ段位を受けた人は何十時間もビデオを見て研究したという。それを聞いて少しあせった。不安が頭の中をよぎった。
そして、いざ試験がはじまると頭の中が真っ白になった。ゴルフの大会でもこんなに緊張したことはない(汗)
なぜ緊張?。「失敗したくない。うまくやってやろう。」と思ったからだ。
緊張型の人は「人一倍見られる意識が強く、ええかっこしい」のことが多い。何を隠そう私がそうだ(汗)良く思われたいとか、相手を失望させたくないと気持ちが、冷静さを欠き、緊張や不安を生む。


努力は人を裏切らない。
正直、私は文系のクセに国語や古文のようにコツコツと反復練習する科目は苦手だった。だけど記憶力が良かったから、世界史や英語のような横文字の羅列する科目は得意だった。何となく答えが解ける数学も好きだった。
あの頃は長所は伸ばすために、短所は触れないためにあると思っていた(汗)。
だから、おさかなの飛んだ日の夕香さんのように、「努力こそ私の人生」と言っている人には憧れと同時に尊敬の念を感じる。
自分に足りないものは何なのか。この歳でまたいい勉強をさせてもらった。


私は職がなかった時代に学んだことがある。
ピンチのとき、逆境のときほど、人生の真実が見えてくる。
だから、ただ運がいいなんてありえない。
チャンスと運は周到な準備をした者だけにやってくる。