拝啓 男性諸君♪自分の居場所と男女関係

今日は木曜日に書いた記事を書く。自分の居場所と男女関係についてだ。
先日、毎日新聞に医療系広告代理店が行ったライフスタイルの調査がのっていた。それによると、なんと30代の男性はパートナーとちょめちょめが月1回未満の人が28%に上るとある。
3人に1人が月1回未満とは!(驚)40代になると38%となるそうだ。
その背景には、男性は会社では上司と部下、家庭では妻と子供の間でストレスを感じいるにもかかわらず、日常生活に変化が乏しく、人生に充実感が得られないからそういう気になれないとあった。
思わず、食い入るように読んでしまった(汗)
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一方、産経新聞には50代、60代の男性の万引がここ10年で倍増しているとある。
会社のお偉いさんや官僚のトップがボールペンや日用品など、たった1000円にも満たない物を万引し、人生を棒に振ってしまうと伝えている。
分別のあるはずの大人がなぜ?
男たちに今、何が起こっているのだろうか。
年配の男性が少金額のものを万引きしてしまうのは、年収が高い年配男性は金銭感覚が麻痺していて、会社の部下や奥さん任せで、自分で買い物をする習慣もあまりないから、自分の物と他人の物の境界線が消えてしまうからとのっていた。*1
でも果たしてそれだけだろうか?


私はその一番の理由は男たちが「自分の居場所」を見つけられなくなったからだと思っている。
会社や家庭に本当の自分の居場所がない。そう感じている男性は意外に多いのではないだろうか。
会社や家庭で良きサラリーマン、良き夫として一生懸命やっているのに、職場でも、家庭でも、大切にしてもらえない。自尊心を満たしてもらえない。そう思っている人が私の周りに意外に多い。
かつて、一家の長だった男性はいまや家庭では威厳はないし、かといって、不景気でこずかいも減らされているから、外で飲んでストレス発散もままならない。
「開けたらちゃんと閉めておいてね」「トイレの便器は使ったらちゃんとフタしめてね」「脱ぎっぱなしはだめでしょ」こんな女性の一言が、実は男性から見ると自分が非難されていると思うことがある。家族のために一生懸命やっている自分がなぜ責められるのか?疲れて帰っていれば尚更だ。
だが、女性は小言を言いたいのではなく、きちんとやっている家事という自分の仕事を認めて欲しいのと、自分の話を聞いてもらいたいだけだと思う。そのことに早く男性も気付かなければいけない。
男性は女性と違って何でも理論的に考えるので、何かをやるにはその目的が欲しいし、答えが欲しい。逆に女性は感性的に考えられるので、何かをやるに目的や答えはいらない。女性がお喋りや買い物でストレス発散ができるのはそのせいだ。男性は喋っただけでストレス発散にはならない。
だから、お互いの違いを認めて、男女の間に良好な関係を作ることが、一番いい居場所の見つけ方だと私は思っている。自分の居場所作りは相手の違いを認めることからはじまる。
女性の本質的考え方は、たぶん男性には一生理解できない。でも、違いを認めることはできる。そうすれば、自分の居場所は自然に出来てくると私は思っている。
ねぇ、男性諸君♪そう考えると少しは女性への見方が変わってきませんか?

*1:ちなみに万引きは刑法235条の窃盗罪、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金となる