マドレンカのいぬ作者: ピーターシス,Peter Sis,松田素子出版社/メーカー: BL出版発売日: 2004/04/01メディア: 大型本この商品を含むブログ (8件) を見る

絵本には不思議な魅力がある。
初めて読んだ時と読み返してみた時では作品が全く違う印象を受けることがある。
私にとってピーターシスのマドレンカの犬はまさにそういう作品であった。
この本は昔懐かしい飛び出す絵本(しかけ本のこと)である。
主人公マドレンカは犬が欲しくてたまらない。でも飼うことはできない。
そんなマドレンカが空想上で描いた犬と一緒に町を散歩する。
マドレンカの犬はこんな物語である。
街の人たちはみんなマドレンカと犬に声をかけてくれる。絵本にはしかけがあって街で行きかう人たちの心の中をのぞけるようになっている。
初めて読んだときハッピーエンドでほのぼのした物語に見えたこの本が、昨日は少し大人たちの心の裏側を描いた怖い作品に見えた。
繊細に描かれたマドレンカの目が大人たちの心の裏側まで見透かしているようで、怖く見えたのである。不思議な感覚であった。
絵本の書評をされているasukabさんのお言葉をお借りすると
緻密なペン画が描く街角の様子から、不思議な感覚が呼び起こされた感じだ。
あらためて物語を創造できる人の才能は素晴らしいと思った。

西遊記 第5話子どもの国の感想

月9香取慎吾君主演の西遊記を見た。
さあー答えよ、天国に行きてえか、地獄へ行きてえか。
この私に説教するなんて。やっておしまい。
孫悟空香取慎吾)と紅蟻夫人(高橋ひとみ)の会話の後にいきなりショッカーが現れたのには驚いた。新たな展開である。
親だって洗ってもらっているのだ。心という名のオムツをな。
坂元裕二さんの脚本は相変わらず臭いがうまいこというなと感心する。
孫悟空香取慎吾)が子どもをあやしている姿は慎吾ママを思い出させ、思わずオハーと言ってしまいたくなる(^_^メ)
沙悟浄内村光良)と猪八戒伊藤淳史)、三蔵法師深津絵里)、それに凛凛(水川あさみ老子大倉孝二)を加えた6人の会話はそれぞれが良い味を出していて、見ていて楽しい。
嘘ついたって、みんなを寂しくしたって、寂しい気持ちは消えない。
寂しいのに勝つのは力じゃない、嘘でもない。ここ(ハート)だ。
月9の水戸黄門が次はどんな事件を解決するか乞うご期待。

ワイドンアリガトゴアスの鹿児島県

あなたは俺の太陽だった。
まがいものの太陽だった。
だけど明日へ登ることをやめない俺のたったひとつの希望だった。
白夜行で雪穂という娘のために父を殺してしまった運命の男、桐原亮司を演じている山田孝之の出身は鹿児島県である。*1
鹿児島県といえば、桜島吹上浜、おはら祭り、さつまいも、黒豚、黒毛和牛、さつま揚げ、キビナゴ、薩摩切子、魔王や森伊蔵伊佐美などの幻の焼酎、黒薩摩や白薩摩などで作る薩摩焼、ゆり、桜島大根、、世界遺産縄文杉などがある屋久島、大島紬奄美大島、宇宙開発の種子島などが有名である。
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*1:山田孝之君生まれは沖縄県だそうだが

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